医師コラム

2023.10.02更新


2023年4月から訪問診療を開始して、半年が過ぎました。

地域の方の多大なる協力のもと、
順調に訪問診療を行っています。

現在は内科疾患、認知症、緩和医療の方を主に
訪問診療を行っています。


まだ若干枠があります。
ご希望がある患者さん、地域の医療関係の方、
まずはお気軽にお問合せご相談頂ければと思います。


腎・泌尿器以外の疾患も積極的に診察しておりますので、どうぞご安心ください。


お問合わせご相談 04-7137-9123

 

 

訪問診療とは

訪問診療のことについてご質問を受けることが多いので、
コラムで訪問診療について情報発信をしていこうと思います。

 

まず訪問診療とは何か

訪問診療とは通院が困難な患者さんのもとへ、
定期的に診療へ伺い、計画的に体調管理を行うものです。

似たものとして往診という言葉があります。
往診は、今日は体調が悪いという患者さん、あるいはご家族の要請に応じて行う、
臨時の診察を指します。


訪問診療と、臨時に行う往診を組み合わせることで、

定期的に訪問診療を行う→患者さんの状態を把握している
具合の悪い時に往診を行う→普段との違いを見分けることができる。

と、より患者さんをサポート出来る事になります。

 

 

訪問診療の決まり

訪問診療には厚労省が定めた決まりがあります。
保険診療のため、いくつかのルールに従って行われます。

基本的には
訪問診療(定期的な診療)と 往診(臨時の診療)を組み合わせたサービス となります。


・最低、月1回の定期的な訪問診療
・24時間365日患者さんからの連絡を受け対応すること

が義務付けられています。


標準としては月2回の定期的な訪問診療を行いますが、
状態によっては月に4回以上診療することもあります。

 

上記のことを同意書にサインしていただき、
お互い了承した上で開始することが必要となります。

 

このほか、ケアマネジャー、訪問看護師との連携や、
場合によっては点滴、投薬などを医師の指示のもとに行います。

 

 

訪問診療はオーダーメイド

訪問診療は上記のようにいくつかの決まりはあるものの、
ほとんどは患者さんのニーズに合わせて、医療者が相談・協力して行っていきます。


訪問診療の大きな利点は
日常生活や家庭状況を直接見ることができる点です。
通院ではこのようなことはできません。

これにより、患者さんのニーズや生活スタイルに合わせた
アドバイスや治療が可能となります。


患者さんの生活環境を把握することで、より適切なケアプランを立てることができ、
健康状態の改善や予防が効果的になります。

 

訪問診療で定期的に体調をチェックしながら、
6か月1回だけ、かかりつけの病院でCTなどの検査を行ったり、
必要であれば検査入院をしてくることもあります。


中には病院が苦手、待ち時間が長くて我慢できない、
という患者さんもいらっしゃいますので、
その場合は訪問診療で必要な検査を行っていきます。

 

患者さんの状態、ご家族のサポート、医療保険や介護保険の負担等々
千差万別です。
まずは遠慮せずご希望をおっしゃってください。
そうすることで、お互いを知り、
より一層良好な医療を提供することができると思います。

 


皆さまが少しでも安心して穏やかな日々を過ごせるよう
当院でお手伝いができれば嬉しく思います。

ご連絡をお待ちしております。

お気軽にご相談ください 泌尿器科 / 内科 / 腎臓内科 柏駅東口より徒歩3分 土曜診療あり

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